エックスサーバーでWordPressのブログを開設するまでの手順

今回は、人気のレンタルサーバー「エックスサーバー」を使ってWordPressサイトを立ち上げ、公開するまでの手順を解説します。
初心者にも分かりやすいように説明していきます。
エックスサーバーの概要
WordPressでサイトを運営するには、レンタルサーバーを契約し、WordPressをインストールする必要があります。
エックスサーバーはその中の一つで、当サイトもこれを利用しています。ロリポップやさくらのレンタルサーバーなどもありますが、エックスサーバーは特に安定性が高いため採用しました。
サイト公開までの手順
サイトを公開するまでの流れは以下の通りです。
- エックスサーバーに申し込む
- 料金を支払う
- ドメインを取得・設定
- WordPressをインストール
- httpsリダイレクトを設定
- WordPressのURLを設定
では、実際に進めていきましょう!
エックスサーバーに申し込む
▼こちらのエックスサーバーの公式ページから申し込めます。
申し込み画面で「申込みはこちら」をクリックしましょう。
「新規お申込み」をクリックします。
登録情報の入力
サーバーIDはログイン用で、公開サイトには表示されません。つまり自分しか見れません。
サーバーIDが「abcd」だとしたら、初期ドメインとして「abcd.xsrv.jp
」も使えますが、特に使うドメインではないので気軽に決めてOK。
ただし、既に使われているIDは登録できません。
プランは、新規ブログなら「X10」で十分。当サイトもX10を利用しています。途中で変更可能なので、必要に応じてアップグレードしましょう。
続いて、名前や住所などの会員情報を入力し、確認画面へ進みます。申し込み完了後、登録メールアドレスに確認メールが届くので、必ずチェックしましょう。
登録したメールアドレスに届く
登録後、メールが届きます。サーバーIDやパスワードが記載されているので、忘れずに保管しましょう。
メールの情報を使ってログインすれば、登録は完了です!
料金を支払う
契約一覧を見ると「試用」と表示されており、まだお試し期間中です。
料金を支払わないと独自ドメインは使えないため、支払い手続きを進めましょう。
料金の支払い方法
更新期間は3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月、24ヶ月、36ヶ月から選択できます。
支払い方法は銀行振込・クレジットカード・コンビニ・ペイジーが利用可能。
クレジットカードなら即反映され、スムーズに次の設定へ進めるのでおすすめな支払い方法です。
ログイン画面の「試用」が「通常」に変わっていれば、支払い完了です。
ドメインの取得と設定
インフォパネルで「キャンペーンドメイン」をクリック。
利用規約・個人情報の取り扱いを確認し、「同意」をクリック。
取得したいドメイン名を入力し検索。
対象は .com
.net
.org
.info
.biz
.xyz
.link
.click
のみ。
使用可能なドメインを確認し、「キャンペーンドメイン申請」をクリック。
申請完了後、ドメイン取得完了!
ドメインとサーバーの紐づけ設定
取得したドメインをサーバーに接続するための設定を行います。現在はドメインにアクセスしてもサーバーの内容が表示されないため、設定を進めましょう。
1. サーバー管理画面でドメインを追加
インフォパネルで「サーバー管理」を開き、「ドメイン設定」→「ドメイン設定追加」を選択します。取得したドメインを入力し、「確認画面へ進む」をクリック。
2. SSLと高速化設定を有効化
「無料独自SSLを利用する」「高速化・アクセス数拡張機能を有効にする」にチェックを入れます。SSLを設定すると、URLが http:// から https:// になり、通信が暗号化されます。Chromeの警告を防ぐため、必ず設定しましょう。
3. 設定を確定
確認画面で「追加する」をクリックすれば完了です。
他で取得したドメインの場合は…
エックスサーバー以外で取得したドメインは、ネームサーバーをエックスサーバーに変更する必要があります。これにより、ドメインにアクセスした際、エックスサーバーの契約サーバーが表示されるようになります。
エックスサーバーで取得したドメインは自動設定されているため、変更は不要です。他社で取得した場合は、ドメイン管理画面で設定を変更してください。
XserverにWordPressをインストールする
まず、「WordPress簡単インストール」を選択し、追加したドメインを選びます。その後、「WordPressインストール」をクリックすると、初期設定画面が表示されるので、必要な情報を入力します。
インストールURLは、ドメインが正しいか確認し、それ以降は空欄のままで問題ありません。ブログ名にはサイトのタイトルを入力し、後から変更も可能です。ユーザー名とパスワードは、WordPressにログインする際に必要となるため、忘れないようにしましょう。メールアドレスは通知を受け取るためのものですが、頻繁にはメールは届きません。
キャッシュ自動更新は、「ON」にするとページ表示が速くなりますが、変更が反映されにくくなるため定期的に更新が必要です。データベースは「自動でデータベースを生成する」を選択してください。
すべての設定を入力したら「確認画面へ進む」をクリックし、内容を確認した後、「インストールする」をクリックします。
インストールが完了すると、ログイン情報やデータベースのパスワードが表示されるので、必ず控えておきましょう。最後に、WordPressにアクセスして動作を確認しましょう。